こんにちは、くちばしです!
前回の記事では、赤い屋根が目印の「カボチャ農家のおうち」をご紹介しました。見ていただけたでしょうか?
今回は、その続編です!カボチャ栽培が盛んなこの街に、新しくおしゃれなカフェを建築しました。
前回の家と同じく、鮮やかな赤い屋根が特徴の建物になっています。同じ街に建てるということで、統一感を意識して作りました。
のどかな農村の雰囲気にぴったりな、素敵な憩いの場になったので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
コンセプトと使用ブロック
今回の建築コンセプトは、「街の統一感を守りつつ、カフェらしい華やかさを出す」ことです。
前回建築した「カボチャ農家のおうち」は、カボチャ栽培が盛んな街の拠点として赤い屋根をシンボルにしました。今回のカフェもその街の一角に建てるため、マングローブをメインに用いた赤い屋根を共通のアイコンとして採用し、街全体の統一感を意識しています。
ただし、住宅と全く同じデザインでは変化がなくて味気ないため、今回は「壁面の素材」で大きな差別化を図りました。
- 前回の農家の家: 凝灰岩や石系のブロックを使い、農家らしい無骨で力強い印象。
- 今回のカフェ: 凝灰岩の部分をエンドストーンや砂岩系のブロックに置き換え、クリーム色を基調とした明るい配色。
石の質感を抑えて明るい色味をメインに据えることで、住宅よりも軽やかで、思わず立ち寄りたくなるようなカフェらしい雰囲気に仕上げています。
外装で使用した主なブロック
- マングローブ系
- トウヒ系
- ネザーラック
- 赤色のテラコッタ
- エンドストーン、エンドストーンレンガ
- 滑らかな砂岩
- シラカバ系
内装で使用した主なブロック
- トウヒ系
- オーク系
- 滑らかな砂岩
- 深層岩の丸石、深層岩レンガ、磨かれた深層岩など
- 大釜、醸造台、燻製器など
外装のポイント
玄関先
それでは、外装の紹介に移ります。
まずは、建物の顔となる「玄関先」の様子から見ていきましょう。

今回のカフェの入り口は、あえて建物の正面ではなく、脇の少し奥まった場所に配置しました。
こうすることで、通りから直接中が見えすぎず、「隠れ家」のような落ち着いた雰囲気を演出しています。
控えめな作りではありますが、奥まった場所にあることで「どんなお店だろう?」と興味をそそり、かえって中に入ってみたくなるような、そんな心理的な効果も狙った設計です。
玄関周りには、もう一つこだわりのディテールがあります。それが、建物の「足元」の装飾です。

柱の土台部分に注目してみてください。実はここ、「書見台」を逆向きに配置して使っています。
そのままでは書見台だと分かりやすすぎるため、上に「トウヒのトラップドア」を重ねました。こうすることで、周囲の木材の質感と馴染ませつつ、どっしりとした重厚感のある土台を表現しています。
また、この入り口部分は、カフェをオープンする際に新しく増築したという設定で、 中は「お客さんのための待合室」になっています。
壁面と屋根の形
続いて、建物を「正面」から見た全体の様子をご紹介します。

まず壁面にご注目ください。コンセプトでお話しした通り、1階はエンドストーン系を使った明るいクリーム色に、2階は「樹皮を剥いだトウヒの原木」をメインにして、上下で素材のコントラストをつけています。
屋根の形状は、縁取り部分に階段ブロックを小刻みに使うことで、カクカクしすぎない「滑らかで柔らかい印象」のフォルムを目指しました。
そして、一番のこだわりポイントが「真ん中の柱」です。
当初は全ての柱をトウヒの木材で統一していたのですが、少し単調な印象になってしまいました。そこで、中央の1本だけ素材を変更。
「金床」と「深層岩レンガ」という重厚感のある素材を組み合わせることで、建物全体を引き締める良いアクセントになったと思います。
煙突と積み上げたカボチャ
続いて、建物の「側面」に視線を移してみましょう。

こちら側の屋根には、石造りの立派な「煙突」を設置しました。

これには、大きな屋根の単調さを防ぐアクセントとしての役割だけでなく、カフェらしい温かみのある雰囲気をプラスする狙いがあります。煙突から煙が上る様子は、見ていてほっとしますよね。
また、建物の脇にあるちょっとした空きスペースも有効活用しました。

収穫したカボチャを無造作に積み上げたオブジェクトを配置することで、「カボチャ栽培が盛んな街のカフェ」として、周囲の景観に自然に馴染むように工夫しています。
増築した2つの小部屋
建物の右側には、後から付け足したような「増築部分」の小部屋を2つ作りました。

実はこの2つの部屋、カフェの運営には欠かせない重要な役割を持っています。
左側の部屋(収納庫): 大型の冷蔵庫や棚を設置したパントリー。収穫したばかりのカボチャや食材を保管する場所です。
右側の部屋(客席): お店が繁盛して席が足りなくなったため、新しく増やした客席スペースです。

2つの小部屋に挟まれた真ん中のスペースには、「中の収納に収まりきらなかった荷物」という設定で、樽やチェストを乱雑に積み上げてみました。
あえてきれいに整えすぎないことで、毎日忙しく営業しているカフェの活気ある雰囲気を表現しています。
内装のポイント
待合室
それでは、いよいよ内装の紹介に移ります。 まずは、玄関を入ってすぐの「待合室」から見ていきましょう。

待合室の床はオーク系のブロックで統一していますが、ここにも一工夫加えています。 「樹皮を剥いだオークの原木」をベースにしつつ、所々に「オークの木材」を混ぜることで、単調(マンネリ)になるのを防ぎ、使い込まれたような質感を表現しました。

また、この待合室は「後から増設した」という設定にしているため、カフェのメインスペースへの入り口にはあえて段差を作りました。 この少し不自由な段差が、建物が時間をかけて成長してきたような「歴史」を感じさせるポイントです。
インテリアとしても目を引く「コンポスターと葉っぱブロック」を組み合わせたベンチ横の植物ですが、実は実用的な仕掛けがあります。 この足元には光源を隠しており、デザインを損なうことなく店内の明るさを確保しました。
見た目の可愛さだけでなく、サバイバルでも役立つ「湧き潰し」を兼ねた装飾アイデアです。
キッチン
続いて、お店のメインである「注文カウンター」と「キッチン」をご紹介します。

注文カウンターには、1階の壁材と質感を合わせた「滑らかな砂岩系ブロック」を使用しました。 あえてカウンター自体の装飾を抑えることで、キッチンで調理している様子がお客さんからよく見える、開放感のあるオープンキッチンのような造りにしています。

調理スペースの壁には、ひときわ大きなガラス窓を設置しました。これは、外を通る人たちに中の様子を見てもらい、興味を持ってもらうための仕掛けです。
そして、調理スペースの上部で目を引くのが、存在感のある「排煙設備(レンジフード)」です。 大釜と深層岩ブロックを組み合わせて、あえて大きく無骨なデザインに仕上げました。
実は……壁面の装飾が決まらず、少し味気ない印象だったのをカバーするために無理やり大きくしたという裏話もありますが(笑)、結果的にキッチン全体を引き締める、力強いアクセントになりました!
食材の収納庫
キッチンのさらに奥には、カフェの運営を支える「食材用の収納庫」を設けています。

この部屋で一際存在感を放っているのが、鉄のドアやトラップドアを組み合わせて作った「大型の業務用冷蔵庫」です。
鉄素材特有の無機質な質感を活かすことで、一目で「あ、冷蔵庫だ!」とわかるようなデザインを目指しました。その横には、この街の特産品であるカボチャを山積みに配置し、食材が豊富に揃っている様子を表現しています。
ここは「お客さんからは見えないバックヤード」という設定。そのため、あえて壁や床の装飾は最低限に抑え、実用性重視のストイックな雰囲気に仕上げました。
客席
続いて、客席の様子をご覧いただきます。

今回のカフェでは、大人数での賑わいよりも、一人で静かに自分だけの時間を楽しむスタイルをイメージしました。そのため、席はすべて「一人掛け」に限定して用意しています。
インテリアのポイントは、壁面に配置した深層岩系のブロックを組み合わせた装飾です。
キッチン側に大きな排煙設備を作ったため、反対側にも同じくらいのボリューム感を持つ装飾を置くことで、店内全体の視覚的なバランスを整えました。

機能的な意味こそありませんが、建物を力強く支える「無骨な大柱」としての存在感を持たせることで、空間全体をぎゅっと引き締めるアクセントになっています。
先ほどご紹介した「増築部分」の小部屋の中も、お一人様専用の客席として仕上げました。

メインフロアから少し離れた奥まった場所にあるため、より静かに自分だけの時間を過ごせる「隠れ家」のような空間になっています。
席数はあえて絞り、一脚一脚をゆとりを持って配置。窓から差し込む柔らかな光と、周囲を彩るグリーンの装飾に囲まれて、お気に入りの本を読み耽るのにぴったりの特等席です。
「お店が繁盛してスペースを広げた」という設定通り、少し特別な気分を味わえる場所になったのではないかと思います。
天井
最後は、店内の開放感を演出する「天井」の紹介です。

今回のカフェはあえて2階を作らず、贅沢な吹き抜け構造にしました。そのため、天井が非常に高く、平屋とは思えないほどの広々とした開放感があります。
この高い空間が寂しくならないよう、ライティングにもこだわりました。長い鎖を使い、低い位置までランタンを吊り下げることで、温かみのある光が店内を包むように工夫しています。
また、中央には鉄のトラップドアを組み合わせた「シーリングファン」を設置。
高い天井を活かしたダイナミックな装飾を加えることで、シンプルながらもお店のこだわりを感じさせる、スタイリッシュな空間に仕上がりました。
まとめ
今回は、カボチャ栽培が盛んな街に建つ「赤い屋根のおしゃれなカフェ」をご紹介しました。
今回の建築で大切にしたポイントを振り返ります。
- 街との統一感と差別化: 前回の住宅と同じ「赤い屋根」を使いつつ、壁面を明るいクリーム色にすることで、カフェらしい華やかさを演出しました。
- ストーリーのある増築設定: 玄関の待合室や右側の小部屋を「後から付け足した」という設定にすることで、建物にリアルな生活感と歴史を持たせました。
- こだわりを詰め込んだ内装: 鉄のトラップドアで作った業務用冷蔵庫。
- 外を通る人の興味を惹く大きなキッチンの窓。
- 開放感たっぷりの高い天井とシーリングファン。
- 一人時間を楽しむ空間: あえて一人掛けの席に絞ることで、静かで落ち着いた「隠れ家」のような雰囲気を大切にしました。
前回の農家のおうちとセットで建てることで、街の景色がぐっと賑やかになりました。素材の組み合わせや「見立て」のアイデアなど、皆さんのマイクラワールドでの建築のヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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